オーダーメードシューズ

img_001

本来靴は、足を守るギアであるべきです。逆に足を靴に合わせるというのは言語道断なこと。
足は第二の心臓と呼ばれる重要な器官。
ですからサイズの合わない靴を我慢して履くことなどないのです。
かつて、戦後間も無い日本では、どの街にもいた靴職人たちの手によって、誂え靴がつくられた時代がありました。
しかし、機械による大量生産の到来で、まさにファーストライフというフィルターを通った後、その貴重な文化はほとんど壊滅してしまいました。
その後、Readymadeの靴しか選べない時代が長く続いたのです。

 

カスタムメード(誂え)で靴を作る事をイギリスでは、ビスポークといいイタリアでは、ス・ミズーラといいます。最近では、その完成度の高さから日本の多くの靴愛好家たちがこれらの靴を買い求めはじめ、その良さを実感しているようです。しかし、かなり高額なうえ、リスクも大きくなる為、なかなか手が出ないというのが現状です。
その一方、あまりは知られていないことですが、靴を誂えるということには、大変難しい点が潜んでいます。
お客さまは、当然完璧な履き心地とデザイン性を望んでいます。
しかし、作り手のほうでは、「最初からそんなに上手くはいかないよ」という現実を良く知っていながら、そのことを伝えずにいます。
そのことが大きなギャップになってトラブルが発生するのです。

img_002ほとんどのカスタムメードの場合、お客さまの足の寸法を計り、木で靴型と呼ばれるものを削り出してお客さま用のパーソナルな靴を作っているのにもかかわらず、なかなか最高のフィッティングを得られないのは何故でしょう。
また、出来上がった靴が、予想していたものと掛け離れているといったことも少なくありません。
最初に足を入れた感触と履き込んだ後の履き心地は別のものですし、ずっとコンファタブル(心地よい)でいられる状態を保つのは、靴を作るという観点にたつと、実に難しいことなのです。
お客さまの足をいくら丹念に計測しても、立体的な足の構造とお客さま個人の好み(きつめ・ゆるめということや、出来上がりのフォルム)までは正確に捉えることは不可能なのです。
私たちは、この点に着目しました。あえてゼロから完璧をつくり出すことを望むより、豊富なバリエーションの中から、お客さまにベストのものをチョイスするというやり方。


フィッティングについては100通り以上の履き合わせサンプルをご用意しました。(私たちはこれをゲージ靴とよびます。)その中からベストのものを探し出し、更に「のせ甲」と呼ばれる微調整を行うことによりベストフィッティングを目指します。私たちは、この点に着目しました。あえてゼロから完璧をつくり出すことを望むより、豊富なバリエーションの中から、お客さまにベストのものをチョイスするというやり方。

img_012デザインについては、特に時代性を意識しながらも飽きのこないものを豊富に用意しました。素材は私たちの長い経験から長期間愛用していただけるものを厳選しました。作りはもちろん、靴づくりの王道であるグッドイヤーウエルト製法。ソールの張り替えはもちろんリペア対応まで万全です。
価格もリーズナブルでかつバリュアブルです。
さあ、私たちの提案する新しいシステム。
戦う男の武器。
それをじっくりオリジナルでつくるという
まさにスローな生き方
The Original Custommade Shoes


※上記の写真はほんの一部です詳しくはお問合わせ下さい。

フルオーダースーツ/オーダーシャツ

img_023チャップリンが映画モダンタイムスで揶揄したのは、産業革命によって手工業から機械工業『オートメーション』への変化を標題としたもので、人間性の喪失を憂いたものと思われます。
物を創るとき、そのこ多岐にわたる要求、要望が込められ手に入れられた人々に感動すら感じさせます。
フルオーダー(ハンド メイド)は個人のご要望をより美しく表現し、合わせて機能面も重視しながら創り上げていきます。その為、体型により修正、補正、縫製にはミリ単位の調整を必要とします。フルオーダーは口先だけのまやかしではできません。
長年にわたる技術の集積がそれを可能とします。もちろん素材選びなどもその内に入ります。
美しく創るためには多くのチェックポイントがありますが、例えば反身体、屈身体、怒り肩、下がり肩、前向き肩、鳩胸、出尻、平尻等沢山のポイントがありますが、特に前後のバランス、左右のバランスの修正と肩の線にテーラー(TAILOR)は気を使うところです。
バランス良くきれいに仕上げお客様にご満足を頂けた時の喜びの為、思いれを強く込めて創ります。
フルオーダー(ハンドメイド)が、デザインや縫製技術の向上した現在でも多くの支持を受けているのは、そこにあるとおもいます。
マイノリティーで満足の一着を創ってみませんか?